遥かなる山~トムラウシへ
登山者の憧れの山=トムラウシ山
「トムラウシを登りたい」という想いを持っていた2名様と共に3泊4日。
肝心なところで、青木Gの晴れ女パワーを全開できず=
天気予報は、、、「雨、雲、雨、曇」
出発前は、こんな予報で、とほほ~と思いますが、
山に入ると、なんのその。
ポイントポイントで、良い景色や青空まで見せてくれました。
4日目:トムラウシ山頂アタックの最終日。
3日目は、雨&視界悪しなので、山頂踏まず、翌朝にかける。
賑わう南沼テント泊で、個室スポットゲット。
楽しい会話に笑い付の登頂前夜祭。
寝袋にくるまる頃には、結構な雨音。
『朝に天気良いなら、「降るだけ降れ」。。。』
時折目覚めては確認する時間と音。
2:00am テントの外では、雨の音
3:30am 起床
真っ白な世界を予想していたら、
テントから覗いた隙間から雲海とトムラウシのピーク。
「行くよ!」と私も、自分自身の眠気を消すように一声。
トムラウシ山頂まで約30分。
シルクのような真っ白な雲海と、大雪山連峰の神々しい山たち。
山頂は貸し切り。
前日の見えなかったルートを確認し、雲海の世界や雲の流れる時を感じ、
この日まで頑張ってきた2人は、何を感じていたのでしょうか?
青空がなくても、荷物が重くても、
これだけ、花や野生動物、そして変わりゆく山の景色、登山という行為に
改めて、素晴らしい縦走ルートと山だな~と、私は感じていました。
そして、今回ご一緒したゲストの2名に感謝。
3泊4日一緒にいますと、ガイドもゲストも同じ。
お互いの弱点も見えてきたことでしょう。
私の『飴(山食)と鞭(指導)』も堪えたことでしょう。
それも含めて、一緒に同じ風景をみて、同じペースで歩き、同じ場所で寝て、同じ物を食べる。
何度も山を共にしているゲスト2名様でしたが、より親睦を深めた?山行になったのでは?
「日帰りツアー」よりも敷居が高くなる「トムラウシ縦走ツアー」
公募ツアーとはいうものの、希望者全員のお申込みを受け入れることはできず、
ツアーを実施するまでも紆余曲折。
お申込みのやりとりから、歩き確認、装備服装の準備対応、
そしてフィールドでのガイディングまで。。。
ガイドとして色々と勉強になりました。
仕事量やゲストの数を増やすため、試行錯誤=トライ&エラーが続いていましたが、
今回のトムラ縦走ツアーを終えて、「量」じゃない、「質」だ、、と初心を振り返ってます。
「登る」以上の感動や気付きを与えてくれる「トムラウシ縦走」ツアー。
すばらしい3泊4日の山行でした!
▲YSZWさんへ:
シーズンはじめから、本当に頑張りました!あなたは、確実に強い山人!また、一緒に登りましょう!
▲AKIちゃんへ:
目標へ向けて、一歩一歩、、しかも楽しみながら!何度も救われていましたよ。あなたが一番の「ガイド事情」理解者!ありがとう♪Mt.アシ二ボイン、頑張ってね!
やっぱり憧れ続けただけあって
本当に素晴らしい縦走ルートでした♪
応援してくれてるかのようなお花達に癒され、
動物たちの生活にもふれ、
なんかいろいろ考え、
そして自然いっぱい感じたそんな山旅。
やっぱり大雪山、素晴らしいですね。
また歩きに行きます。
ありがとうございました!
akiちゃん
早いもので1週間経ちました。
1週間前の今ごろは、テントの中で前夜祭準備でしたね。
楽しかった。
下界の時間は、あっという間に過ぎるけど、
あそこで過ごした山での時間の積み重ねが、
どこか日常の時間でも混じりあうんだろうな=
今度は、ロッキー!山シェフとして、麓で応援していたい♪
けど、北海道で応援しています!!