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ガスガス旭岳

2018, Jul 13th

今日は、Inside Japan のお客様。
せっかくの旭岳登山ですが、
蝦夷梅雨。。どころか、もう正真正銘の梅雨の北海道。
まだまだ、雨の日続き。
海外のお客様は、雨具を着ない(上着だけとか)なので、
雨具をしっかり持ってくるように伝え、なければ、簡易でもいいので、購入してもらうように
伝えるのですが、「大丈夫=大丈夫=大丈夫=」の一点張り。
しっかり、装備されている方もいて、そうゆう方は、雨でも山頂目指します。
今回も、装備不備な2名様がいらっしゃいましたが、
「大丈夫=」の方だったので、山頂目指しますが、途中下山も考えつつ出発。
やはり、足並みが心配な人がいて、山頂も望めないので、
姿見展望台裾合にて、裾合平のトレッキングコースに変更を伝えるも、
「山頂を目指したい~」と一点張り。
やはり、8合目で1名、もう登らない。。。と、途中で待機。
寒くなるので、ゆっくりでも良いから、登ろうと言っても、
「大丈夫大丈夫=」
本当に困ります。
ま、大丈夫。。と判断して、残り3名で山頂へ。
(気温が低かったり、大雨でしたら、全員で、ここから下山でした。)
山頂はガスガスながらも、やや雲抜けて景色がみれたり、
寒くもなく、まだ、”まし”な旭岳山頂。
下りも、雨でぬれているので、滑りにくく歩きやすいのですが、
やはり、「大丈夫=大丈夫=」と言っていた夫婦2名が、急激にスピードダウン。
他の2名は、装備も足取りもしっかり。
危ないと言っているのに、砂地の方が滑るから、と浮石の上を歩くので、
怪我をするのでは、とずっと足元ばかり注意して見てました。
下山した時には、
「もう、山頂は何も見えないし、(実際は、黒岳まで見れた)、ハードすぎるよ」と、
お客様が楽しめるように、コース変更なども提案したのに、
結局は、ガイドのせい。。のようなニュアンス。。。
海外では、こうゆう方も珍しくありません。
ですが、ここで、謝ったり、それはそれは、大変な思いをさせちゃってごめんね、
というような「sorry」などは口にしてはいけないのです。
いま、あんた”そ~り~”言ったよね=ガイドのせい
とはいえ、夏山に関していえば、
今まで良いお客様ばかりだったのですけどね=
海外でガイドしている友達が、
自分がたとえ悪かったケースでも、謝らない!と言っていましたが、
すぐに、裁判ざたになる海外ですからね。
そんなリスク管理も大事ですね=

 

 


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