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オーストラリア取材ガイド終了

2017, Mar 12th

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約1週間の、オーストラリア取材対応ガイドが終了しました。
パウダースノーの旭岳から始まり、
トマムスキー場→富良野スキー場→音江山キャットスキー→カムイスキーリンクス
→層雲峡黒岳でスキーとアイスクライミング。
夜も、各エリアで担当の人と夕食交流会があり、
朝から夜までタイトなスケジュールでした。
訪れる所どころで、3月なのに良い雪にあたることが多く、
後半は、天気もよく、美しい青空の景色の中でのスキー。
普段、山を登って滑るガイドが多いので、楽。。といえば楽でしたが、
やはり、こうゆう日ばかりだと、体がなまります。
そして、もっとバックカントリースタイルを味わってもらいたい、、というのが正直なところです。
スキー場では、「オフピステ(コース外)で滑りたい」。
雪山を見れば、「リフトやゴンドラがあるか?」
の質問攻め。
この大雪山エリアは、バックカントリースタイルでスキーをする人が少ないオーストラリアより、
北米やヨーロッパ系の方向けのエリアかもしれません。
やはり、自然を味わえる、自分で登って、滑るスタイルが、私は好きだな~
としみじみ思いました。
また、スキー場では、海外の人がたくさんいて、
また、働いている人も海外の人で、
もっと、日本の地元人がんばるべーとも感じました。
海外のスキー客にとっては、英語で話せるガイドが良いかもしれませんが、
利益第一目的で、海外オーナー達が勢力を振ってます。
特に、この大雪山エリア周辺を好んで、山の仕事を選んだ日本人は、
静けさや自然の中でのライフスタイルを好んで定住しているので、
ビジネスでがっつり稼いで、、というタイプの人がもともと少ないエリアです。
なので、より、海外オーナーさんやガイドさんの動きが目立ちます。
日本、北海道、地元なのに、毎回英語ばかり。。でアウェイ感を感じることもたびたび。
もっと、日本人の文化や地域性を地元の人が伝え、
そして、もっと自然を生かしたスキースタイルを経験してもらう形にしていかなければ、
このエリアも、どんどん開発の餌食となるでしょう。
そのままの自然をそのままの自分が楽しむ。
そんなスタイルを、海外の人もここ、大雪山エリアで味わってくれれば、、と願います。
そんなことを感じた今回の取材同行ガイド。
体がなまったので、歩きの山スタイルに戻ります♪

 

 

 


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