再び アポイ岳

 

 

人気の山ですね。

アポイ岳。

そして、5月に続き、6月も、違ったお花達が出迎えてくれました。

5-6月は、週末付近で天気が崩れるパターン。

今回も、アポイ岳登頂日は、怪しいお天気でしたが、

とりあえず、行ってみる。

それで、悪天で登山できなければ、観光や散策。

ガイド料金も、内容に見合わせて調整。。してもらっています。

 

札幌からアポイ岳登山口への移動日は、

思いのほか、雨も降らず。

明るい空ではないけど、アポイ岳の稜線もくっきり。

今夜から雨が降る予報。。。

でも、なんとなく、明日は、そんなに悪くないんじゃないか。

なんて変な私の感覚があり。

 

翌朝、、寂しくも、人員不足でホテルの人がいないなか、

テーブルに用意された朝のお弁当を食べている際も、雨。

ゆっくり出発にして、ホテルをでる頃には雨がやみ。

雨でしっとりの緑美しい森を登り、

途中、鹿たちがモデルのようにシャクナゲと共にポーズをとり。

そうこう、「今のところは、良い山ですね~」と楽しんでいると、

空に青色ちらり。。ちらり、ちらり、が時折、ぐぉ~と風で露わに。

あ~これ、山の演出料払う日だ~!

 

きつい急斜も、花達に足をとめながら登りきり、

稜線にでると、一気に雲が上がる上がる、あがる~!

そして、一気に視界が開け、アポイ岳の山頂がどど~んと。

山の演出料、、ご奉納いたします。。と言わんばかりに、

素晴らしい展開。

さらに、暑さは増しますが、

花と風景を堪能しながら、さらなる急斜を登り山頂へ。

 

「昨日の時点では、期待ゼロだった」と言うお客様。

山頂で、地元三石羊羹をほおばり、冷たいお茶を飲み。

下山では、花を復習しながら、ひたすら下る下り。

 

「よい山だった」。。。とお客様。

全ては天気次第! なので、ツアーだと、

景色がない時は、ご案内したくないのが本音。

でも、私たちが提供するガイドサービスは、、もちろん安全第一ですが、

学校の遠足登山のように、雨天中止では、ないんですね。

やはり、登山できる条件ならば、山頂へご案内する、、というのが仕事。

それでは、お客様のタイプをみて、、楽しめない状況になりそうな場合は、

ツアー中止したり、変更したり、、と判断してます。

 

なかなか、人相手+自然相手の仕事なので、

とあるお客様に、「商売としては、大変だね~」と言われたことがありますが、

本当に、葛藤することもありますね~

今夏は、あまり葛藤したくないですね~

 

今回は、良い方に展開したアポイ岳のプライベートツアー。

車内でも、次の道東羅臼岳の計画で盛り上がる。

この日も、お天気、、おねがいします!