#1 大杉谷=大台ケ原縦走 

 

 

憧れのトレイルでした。

時はずっとさかのぼり2017年春のモンベルのフレンドフェア

大雪山のスライドショーをさせていただく機会があり大阪へ。

この時に各ブースを回りみつけたフリーペーパー。

そこで、大台ケ原の大杉谷峡谷について初めて知りました。

その時に、話しをしたご夫妻は、登山センターだったかしら?

に務めていたのかしら?だったかしら?(記憶曖昧)

その後、メールのやりとりを1回したのみでしたが、

大杉谷峡谷とそのエリアの暮らしに関心を持ち始め、

コロナの期間もプラスされて温め続け、なんと7年目。

ようやく、訪れることができました!

 

 

blogは、さらっと、画像も1枚でシンプルに。

と心がけていましたが、

今回は、数回に分けて、この大杉谷峡谷山行の素晴らしさを

お伝えできればと思います。

 

 

大杉谷峡谷~

「行ってみたいんだよね~」というガイドもいっぱい。

近隣エリアなのに「行ったことないんだよね」というお客様も。

とても美しい場所。なのに、秘境とも呼ばれ、人の混雑もなし。

峡谷を歩きますが、沢登でもなく。

一般登山道ですが、

鎖場もあり、崖の上を歩くような場所も。

なによりもアクセスが近そうで、遠いというのが、

近隣在住のハイカーでも気軽に足を伸ばせない理由かもしれません。

 

札幌からは、まず愛知へ。

そこから松坂へローカル線でゆらゆら。

北海道から行きますと、アクセスは良いような気がしますが、

北海道人の感覚だからでしょうか?

 

今回、「モニター」と称したツアーに参加してくれたのは、

Mountain Flowの“プロ”のお客ちゃんの

カナダ大好き♥ロッキーあきこさん

スキー大好き♥綾華さん

私も初めて歩く場所ですが、「ガイディングはしっかりするから~」と

ついてきてくれました。

 

二人とも関西在住なので、前泊なく、

朝8時半頃に松坂駅合流で十分間に合うのです。

(関西からは早い出発ですが)

 

AYK「松坂牛たべましたか=?」

私「松坂牛は、あんまり食べれないんだよね~」

AYK「え=、地元なので、他で食べるよりは安いかと。」

私「値段じゃなくて、、脂身多い和牛は、(もう齢で胃がもたれて)食べれないんだよ~」

 

なんて、会話をしながら、ローカル線で30分。

北海道とはまた一味違う田んぼが広がる田舎の風景をみながら。

昨日は、大雨だったが、今日から2日間は、晴れ予報。

大杉谷峡谷は、日本有数の多雨エリアだ。

1週間前までは、ツアーの日も、雨予報。

私も、「行けない」つもりでいた。

 

いつも、一緒に山を登る日、なぜか雨となってしまう、ロッキーあきこ。

今回も、「あきちゃん、また雨予報だよ~(大泣)」とメッセージをしたが、

言葉を形にしてはだめだと思い、速攻削除した。

本人は、???と気になっていたようだが、

「消してよかったですね~!!」

青木の晴れパワーとみんなの大杉谷峡谷への思いが伝わったのか。

快晴!

雨上がりだけど暑すぎず、気持ち良い風が流れる。

新緑もピークの季節で、鳥のさえずり、

清流の碧さ、苔も森もみずみずしい緑でマイナスイオンたっぷり。

まだ、出発していないのに、

皆すでに「すごい~きもち~」連発。

私「今回、初回だけど、これが一番最高のツアーだと思う(笑)」

と言い切るほどすべてパーフェクトな条件。

 

登山口まで予約制バスがあるが、これに乗ると出発が12時。

綺麗な峡谷を時間に余裕をもって歩きたいし、

コースタイムを計算しても、1日目の山小屋まで早足になってします。

なので、タクシーを予約して、1時間だけど早めに出発。

おかげで、ゆっくり、他の人に気をつかうこともなく歩けました。

 

さ、いよいよ、入山です。

大杉谷登山道の協力金1000円を自販で。

ピンバッチがでてきました。

歩くとわかる、、整備のありがたさ、、と大変さ。