クライミングトリップ③~国内編
小豆島でのマルチピッチクライミングを終え、
次は、フェリーで岡山へ。
そして広島へ。
この春に北海道で出会った本州クライマー達の
ベースの「三倉岳」を訪れました。
到着した日は、快晴ながらも、
朝の気温が、3度。
北海道と同じくらい寒くない~とビビッていましたが、
陽がでて、30分ほどの結構な登りで、既に半袖。
北海道から来ていた他のクライマーのガイド仲間と合流して、
三倉岳のクラッククライミングの始まり。
クライミングをしない方は、わからないかと思いますが、
色々な種類があります。
今回は、岩の割れ目=クラックを登っていく、
また特殊なクライミング。
そして、ボルトなどは打っていないので、
人口エイドの道具を使って登っていきますので、
勇気がいり、メンタルゲームが必要なクライミングスタイルです。
北海道では、層雲峡、石垣山あたりが有名なクラックエリア。
今まで、トップロープで登ってばかりいたのですが、
今回はリードデビューを目標にしていました。
まずは、トップロープを張ってもらい、
それからエイドの練習しながら登っていくのが手順ですが、
いきなり一本目のアップで、
カム(人口エイド)でリードデビュー。
北海道のガイド仲間は、
「落ちてなんぼですよー」
「がしがし行くんですよー」
と技術的なアドバイスではなくて、精神アドバイスのみ。
カム(人口エイド)がきいていなかったら、本当に地面まで落ちてしまう。
のが怖いのですが、
自分、意外と度胸あるようで、
いきなりトライで、何とか登りました。
そしてこの日は、それで3本。
しかも、北海道ではなかなかない、35mルートのロング。
三倉ベースのローカルクライマーもびっくりな、
いきなりのデビュー戦でした。
ただ、無理なグレードはせずに、
なんとか怪我せずに、落ちずにトップアウト。
1本登るだけで、体力以上にメンタルが疲れます。
最終日は、マルチピッチで10ピッチにトライ。
身体がスポット入る岩の割れ目を、ずりずり登っていくのです。
なので、身体がかすり傷や青たんだらけ。
クラッククライミングでは、ジーンズや綿の服の方がいいんですね。
唯一の街着であった、無印良品のストレッチジーンズが、
この日、山用になりました。
ちょっと、、おしゃれ?!
最終日のマルチピッチは、
青空の晴天で、景色もすばらしく、登りも楽しかった。
来年も、またクラック合宿で三倉に行こう~!!
こんなに登れないのに、相手してくれました、
三倉ベースのクライマーさん達。
クライミングから寝床に食まで、
本当にお世話になりました。
感謝感謝。
こうやって、全国で色々な仲間ができるのは、
本当に素晴らしいことですね。
しかも、クライミング業界では、ビッグな方たちなのに、
私のキャラ(?)なのか、猫好き(?)のおかげか、
つながりができて、本当に光栄です。
来年は、北海道にも、また来てくださいね!
次は、私がお礼する番、、と言いたいところですが、
クライミングでは、あの方たちの方が登れるので、
地元でも、私がお世話になりそうな感じです(ははは)
クライミング終えて、
今度は、京都へ紅葉&墓参りと思っていましたが、
渋滞と天気大荒れ予報につき、
早めに北上フェリーに乗り、北へ戻ってまいりました。
夜の、雨の小樽に着き、
翌朝目覚めると、一面雪。
ナイスタイミング。
翌日から雪崩や雪山講習連ちゃんです。
いよいよ、雪山スイッチオン!
・・・と行きたいところですが、
また講習後に、オフにして。
クライミングトリップ~海外編へ行きます m (>_< )m