クライミングトリップ① ~国内編
北海道の11月は、山に行くにも中途半端な季節。
海外旅行が解禁になっても、
旅行会社主催の海外トレッキングの仕事はなし。
外岩でのロッククライミングも、
寒さでそろそろ終了。
ならば、
思い切って本州へクライミングトリップ。
自由気ままに動きたいので、
なんと車で北海道から出発。
はじめは、函館からフェリーで青森まで行き、
リンゴ狩りバイトでも2,3日して、
温泉でも巡りながら南下して、
ちょうどよく雪が降り始めた立山で滑り、
さらに南下してクライミング。
なんて夢見ていましたが、
ぼちぼち用事もはいり、
リンゴもスキーも諦め、小樽より舞鶴まで一気に移動。
そこから、小豆島へ。
四国でも行きたい場所はいくつかあったのですが、
欲張らず、クライミングオンリー。
憧れの小豆島へ。
日本の地中海~瀬戸内海に浮かぶ島=小豆島。
小さい島ながら、険しい山並み。
かっこいい岩峰。
ここでのロッククライミングは、花崗岩独特。
スラブという、ロッククライミングの中でも、
また一つ特殊なスタイル。
岩とクライミングシューズの底の摩擦、
そしてバランスが求められるクライミングです。
北海道では、花崗岩の岩場がほぼないので、
このスラブを登るのは、慣れていなく、そんなに傾斜がなくても、
恐ろしい~
ひたすら「怖い、怖い」言いながら、登るのです。
そんなに怖いなら、そんなことしなければ良いのに、、、と、
思われがちなスポーツですが、
その恐怖と、自分との闘いが、
このロッククライミングをやめられない原動力。
「怖い、怖い」言いながらも、
「暖かくて、いいね~、きれいね~」と、
小豆島でのクライミングは、最高でした。
そして、なんと!
2年前の夏にガイドした、日本在住の外国人カップルに
偶然会ったのです。
こうゆう偶然の再会、うれしい~、楽しい~。
2日間は、岩場ゲレンデで登り、
1日は、マルチピッチで、拇嶽というピークまで登りました。
高度感たっぷりで、景色が最高です。
クライミングの岩場もすばらしいですが、
小豆島にも、88ヶ所巡りがあり、
今回はいけませんでしたが、
かなり険しい番所あり。
岩と融合しているお寺もあったり、
次回は、小豆島の88ヶ所巡りもしてみたいな、、
と、また、ゆっくりと小豆島に溶け込みたいです。
そして、オリーブ!!
の話は、、次の回で。
思い切って来てよかった!
クライミングトリップ。