三笠新道より高根ガ原~「ウルップソウに会いたい」

 

 

樽前山のプライベートガイドを終えて、

次は、大雪山系へ移動。

 

今日も「天気悪そうなので、中止になると思っていました」

と口をそろえて言うゲストさん達。

 

強風予報で、

当日も稜線は強風なのがよくわかる雲の流れでしたが、

雪渓の白さと、空の青さ、

そして、この時季ならではの沼ぬまのきれいな青い色を見ながら、

歩き、高根ガ原(稜線)に上がれなくても、

十分来たかいは、あったな~と思える風景。

 

 

いよいよ期間限定の三笠新道。。

とはいっても、雪の下ですから、

歩きやすいルートを探して雪渓を登っていきます。

 

風向きと、強風でしたが、暴露されている距離を考えると、

「行けるんじゃないかな~」というのが私のよみ。

あとは、少し30mほどの急な雪渓をゲスト達が登れる&下れるか。

 

今日、お初の方もいましたが、

心配なく、私の後ろにピタッとつき、

急な雪渓も、登りきりました。

ハイマツや地形のおかげで、信じられないほど穏やか。

 

そこから先は強風になりましたが、

昨年、これ以上の爆風を初体験したゲストさんは、

「想定内でした!」とのコメント。

厳しい状況を味わうと、、、強くなりますね。

 

ツアーでは、ゲストさん達が、

今までに体験したことのない厳しい状況、、でも、

「この人ならできる!」と考えて、少しプッシュします。

もともと不可能な場合は、連れていきません。

 

今回も、皆さん、とても頑張りました!

特に登山経験の浅い、新しいゲストさんは、何もかも!

初めての体験だったかと思いますが、

この山行を終えて、

「今日1日で経験値が何倍もあがり。少し自信がつきました!」。。と。

 

 

高根ガ原は、強風でしたが、

この時ならでは!お目当てのウルップソウが待っていてくれました。

やっぱり、大雪山のお花達に、この高山帯の匂い、空間。

素敵ですねー。

あ~住みたい。

 

強風以上に今日の核心部。

「雪渓の下り」は、ロープ確保、、でしたが、

ベテラン二人は必要なく、

サクサク&尻滑りするほどの余裕と遊び心。

あっぱれ。

 

 

皆さん、「今日は、中止」「稜線まではいけない」と思っていただけに、

下山して、温泉に入り、みなさん達成感と素晴らしい山の時間を味わえて、

よい顔でした。

私も、感激な1日でした。

 

先週末、そして、昨日に今日も晴れて、、

私の天気運が使われましたかねー。

そして、札幌へ帰着時の給油。

「たらた た、った、た=ん♪」と、スリー7ならび、

5円引き。

 

私の運は、こうやって使われている。。。

あとどれくらい残ってるのでしょうか。

 

私の運が使いきられる前に、、

「怪しい天気だな~」と思っても、勇気をもって、

お申込みください!!

 

今週末は、花の富良野岳に芦別岳です。