夕張岳～夕張ヒュッテ泊

天気がコロコロ変わって、

一時期は、けっこう絶望的な（雨や雷）予報でしたが、

最近は、天気予報で一喜一憂しなくなりましたね。

ぎりぎりまで、待って、または、

実際にいってみたないとわからない、、

ことが多いから。

もし、行って雨で悲惨だったら、そこからプランを

楽しく、またはガイド料も内容に合わせて変えれば、

いいのです。

雨でも楽しくなる時もあるし、

雨だからきれいな森歩きなどもあります。

今回は、少し予報が良さそうになってきたこともあり、

また、もし雨でも、前泊の小屋泊や、手前のシラネアオイポイントまで、

行ければ楽しめるかなーと。

そんな感じでツアー催行。

ちょうど山開きで、ゲートも空いた初日。

山小屋の夕張岳ヒュッテも混んでいるだろ～と思って着くと、、

山の会のおっちゃんたちと、一般客は、「私たちのみ」

お客さんに、「五右衛門風呂が入れるかもしれないのでタオルもってきてね～」

と期待させるのも悪いので、伝えてなかったのですが、

貸し切りのおかげで、五右衛門風呂も入らせてくれました。

とても、ラッキーです！

すっきりしたところで、私たちも乾杯。

そうすると、「夕張メロンの漬物」「天ぷら」「フキの煮物」などなど、

まるで、居酒屋ヒュッテ！

ここは、避難小屋ではなく、有人小屋ではありますが、

食事や寝具の提供はないんですよ。

温かい天ぷらに、おいしい漬物。

押しつけがましくないけど、色々と世話や話をしてくれる

山のおっちゃんたち。

本当に素晴らしい山小屋とおっちゃんたち。

お客さんも、とても楽しかったようで、

「山に登れなくても、これでいい～」という雰囲気に。

実際、翌日、山に登れなくても、

十分楽しんだ山小屋ナイトに、ゆっくりな朝。。

そんなのも贅沢でしょう。

翌日、

朝は、雨の音。

ただ、私が見た予報では、晴れ間の数時間があったので、

それを信じて登りだします。

少し蒸したような、でも、風もあり歩きやすい温度。

頑張って登って、ちょうど、あ～疲れたな～と思う頃に現れる

シラネアオイの群落。

本当に、見事！

幸せな空間です。

そこからは、やや雲の中に入ったかと思えば、

雲が抜けて、夕張岳から芦別岳まで、景色が良く見えたり。

夕張岳固有の花達に会えたり。

ちょうど雲の中で白かったけど、

夕張岳の山頂まで行けました！

皆さん、雨予報でキャンセルせずに、

参加してくださってよかった～。

持ってますね～

下山して、ヒュッテに戻ると、

味変した「夕張メロンの漬物」

コーヒーと羊羹で一服したあとに、

しょっぱいもののコンビネーション。

最高でした！！

自然と、そこを愛する山の人との交流。

五右衛門風呂では、「ととのいました」じゃなくて

「いぶされました」の夕張岳ヒュッテ。

こうゆう登山、いいですね～。

来年、もし私が日本にいましたら、

山開きの日をねらっていきたいと思います。

ぜひ、多くの方にこの素晴らしい山の時間を体験していただければ！

と心より願います。

PS

山小屋と花がメインだったと見えて、

山頂登頂の写真を撮り忘れた（涙）