一人の山の時間
最近、自分の中で、
「一人で山」「山で一人」「ひとりの時間」を欲している声が。
5日間ほどのトマムでのスキーイントラの仕事を終えて、
ひさしぶりに一人で山へチャレンジ。
道東の斜里岳へ。
斜里岳。
裾野が広いため、
しばらく比較的平坦な森を歩きます。
春の雪の残る森は、木陰が美しく、
朝の森は、静寂が広がっていました。
1時間ほど歩くと、ようやく斜面が見えてきました。
最近は、物事のスピードが速くなったせいか、
昔ほど、ゆっくりと何かを楽しむことが苦手になっているような。。
この森歩きのアプローチも、一人だととても長く感じました。
ようやく斜面にとりつき、標高をあげていくと、
そこには、斜面の宝。
一気にテンションが上がります。
山頂を目指していましたが、予報より風が強めで断念。
登行モードから、滑走モードへシフトして、
選び放題の斜面へ。
一人なので、比較的安全な、、とはいえ、
オープンで、長く、斜度もそこそこある斜面を
贅沢に一人で滑りました。
帰ろうかな~と反対側の斜面を歩いていると、
今度は、雪が良い。
ので、この面を滑ろうーと、違う尾根をまた登る。
稜線に上がると、阿寒の山々、知床の山々、
そして日本海。
冬の道東の山々も素晴らしいですね。
そして、欲していた通り、
一人で山を登る時間は、大事でした。
もっと、自分が何をやりたいか、、とかクリアになったような。
自分らしくもっとなれるような。
山へご案内する仕事をしていながら、、あれですが、
一人で山にいる時間も、、いいものですよ。