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Precious
2014, Oct 1st
気がつけば10月。
外の空気は日に日に寒くなり、
平日は、事務作業で家に篭り、家の中の空気に飽きると
畑の土をちょっと触ってみたり。。そんな日々が2、3日ほど続いております。
そんな中、郵便屋さんがやってきて、届けてくれたもの。。
お客様からのおハガキ!と、
なんとケニア人からプレゼントの布とバイブル!!
うれしすぎる。。。(涙)
メールやFacebookで相手の近況がすぐにわかってしまうこのご時世。
このように、手書きの文字で、切手を貼って、そしてポストに入れて、
そして郵便屋さんが運んでくれる。。時間の流れやストーリーがあります。
ケニア人からのプレゼントのストーリーは、というと。。
1週間ほど前から、JICAの方からメールがきました。
「ケニアのアバディア国立公園で働かれていた青木さん
という方を探している、というケニア人の方よりメールが届いております。」
それは、私が協力隊時代に配属されていたアバデア国立公園の
シニアワーデンだったキャサリンさん。
出張や異動の多い組織なので、彼女と時間を過ごしたのは、ほんの僅かだったけれど、
ナイロビの本部に行けば、彼女が助言をくれたり、大変信頼の置ける方でした。
そのキャサリンさんが、アバデアにまた戻ったらしく、さらに、アバデアから日本にケニア人の方が来
ているという。。そして、その人に、私への贈り物を託したので受け取って欲しいとのこと。。
その役割を託された方とは、あまりうまく連絡が取れず、
「東京にいるから、取りに来て。。」など、やはり日本に来てもケニアっぷり150%カビサ~!!
そして、キャサリンが、その方に「みちこは、東京まで行かなくてもいい。送りなさい」と。。上司からの命令。。
まるでケニアにいるみたいだ~!この感覚が懐かしく。。
ただ、その贈り物を持っている方とは、やはり連絡をとれず。。
そしたら、今日届いた~!しかも、郵パックで!!
頑張った(拍手喝采)
インド洋を超え、日本に来て、1日でできそうなことが、10日以上かかって届きました。
懐かしいキコイ(布)、そして、ケニア人の方が熱心なキリスト教のバイブル。
ケニアから帰国して4年半。。。それでも、私を覚えてくれている人が地球の反対側にいて、
しかも、私を探すということまでしてくれ。。そして、ケニア人の手によって運ばれてきた。。
涙もののストーリー。
今度は、私がお返しを持って。。実際にケニアの故郷アバデアへ届けに行きます。
こうゆうストーリーのあることやもの。。大変貴重。
自分が長く使っているものも、気に入って使っているものも、結局は、
誰かからもらったり、ストーリーのあるもの。。大事にします。
おハガキくれたお客様。。。
ケニア人のお友達たちにJICAの方。。。どうもありがとうございました。