晴れの隙間をねらって1泊2日 ①

 

 

二ペソツ山行の予定でしたが、

天気が芳しくありません。

 

それでも、紅葉もきれいですし、

せっかくなので、泊まりでいけそうな場所へ。

 

天気と紅葉の様子を考えると、安全で楽しめる場所は、、

「赤岳~緑岳縦走」に決定しました。

 

 

それでも、天気予報は下り坂。

その場その場の判断で、行きます。または、引き返します。

 

 

登山スタート時は、雨にふられず、紅葉もきれいに見えます。

今回行く予定だった、二ペソツまでも。

ただ、稜線上は、風が強そう。

これから雨も降ってくる予報です。

 

 

 

案の定、赤岳山頂に着きましたら、

風がでて、雨も。

ただ、(私が)想像していたよりも風は弱めだったので、

頑張って1時間歩いて、白雲小屋を目指します。

 

 

 

参加者2名さんにとっては、初めての強風&雨のようです。

が、、もっと厳しい状況ってありますからね~

と、この2名ならば行けるだろうと、進みます。

(もちろん、危ないかな~と考えたら、行きませんよ)

 

 

1時間ハードな状況を、、とは言っても、

本当に強風と痛いほどの雨にあたっていたのは、半分の時間かと。

ちょっとした地形の変化で、風が弱まったり、、

それだけで、ホットするんですね。。

そうやって、皆さん、強くなっていくのです。

 

 

そんな中着いた白雲岳避難小屋は、貸し切りです。

新しくなった小屋は、人気で、

いつも人が沢山です。

特に、このコロナ禍でしたら、避難小屋に泊まるのは避けたいかもしれませんが、

今回は、贅沢にも貸し切りです!

 

 

こんな天気の時に、、来れないですからね。

ガイド山行って、、良いのか~悪いのか~(笑)

少し難しい条件でも、今回のように天気の合間をねらってなどして、

連れて行けちゃいますからね、、目的地に。

 

 

新しい小屋は、寒くもなく、きれいで、本当に快適でした。

貸し切りですので、顔なじみの管理人さん2名も一緒になって、

山のあれこれの話に盛り上がりました。

 

 

こんな天気の状況なのに、

意外にも、避難小屋からは、視界がよく、高根ガ原からトムラウシまで

きれいに見えていました。

おしゃれな!?避難小屋の窓から見える景色は、贅沢でしたね。

 

 

薄暗くなってから、まさかの登山者1名が、疲れはててきていましたが、

(到着して、崩れ落ちていました、、、これは、危ないな~と思いましたが)

私たちのいる2Fは貸し切り。

ゆっくりと、静かで、他の登山者に気を使うことなく、

各々の時間を過ごせました。

 

 

本当に、赤岳山頂から避難小屋まで、

お二人、、、頑張りました!

そのおかげで、経験できた特別な時間でした。

 

 

明日の朝は、、、

私の読みでは、2000mくらいでは、雲が抜けているはず、、、

 

 

夜は、風の音を聞きながら、寝ているんだか、なんなのか、

そんな風に朝を待つのでした。