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試験中の思い出

2018, Mar 10th

JMGA2

みなさんは、「あの味が忘れられない~」という経験ありますか?
今回、試験中に、雪洞泊がありました。
私は、北海道では、道南の一部にしか見られない
ブナの木のそばで、雪をほりほり、そこを寝床にしました。
ろうそく1つで、雪洞は温かい光と温度になります。
寝床をつくり、キャンドルスタンドとなる穴を一つ。
夕飯の準備をして、ふっと気がつくと、
キャンドルのそばに、茶色い物体。
ブナの木の実でした。
試験中は、他の受験生との共同生活。
今回は、女性ガイド4名ということで、部屋もにぎやか。
雪洞を正しく掘れる、、という試験中でありながらも、
久しぶりの一人の時間。
なんだか、ブナの木の実が、現れてくれたことが、うれしく感じました。
と。。。そんなブナの木の実を、焼いたらどんな香りがするんだろう=と、
私は、バーナーで燻ってしまったり。。。
すこし、良い香りがしました=
翌日の山行のため、雪を溶かしてお湯をつくります。
いつも、私はルイボスティを入れるのですが、
その日のルイボスティは、ブナの木の味が混じり、
さらに、やさしい甘さ、なめらかさ、そしてウッディな味になっていました。
おいしい=♪
また、あの味、、、飲んでみたい。
あの、ブナの木の下の雪で、お茶をつくりたい。。。
そんな、非日常な味。
また、その場所へ戻りたい、、と思う味。
こうやって、また山のとりこになって行くんですね=
忘れられない自然の味。
みなさんも、ありますか?

 


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