1年越しの初山泊@黒岳

2018,Sep 18-19th

↑今回泊まった黒岳石室と@桂月岳

 

昨年は、台風の影響で流れた初の山泊ツアー。
講習やツアーにも参加され、
山勉熱心で関心するお三人のHROさん、YSZさん、Ko-Choさん、from旭川。
1年越しの山泊ミッションコンプリートです。
これから、「初山泊」を経験したい人にも参考になるように、
今回のツアーをレポします♪

▲不安定な天気
予報がコロコロ変わります。
「これは、かなりいいね~♪」と期待していた予報は、
やはり数日前に雨マークが現れ。。。。
8月中旬にして、なんと!初雪を迎えた黒岳。
登山ツアーは、雨天でも催行しますが、
お客さんのレベルや、やはり「楽しめるか?楽しめないか?」を考慮します。
なので、雨でも慣れている人なら催行するツアーでも、
初心者だったら、雨だったら中止にすることもあります。
今回は、天気以外に「低温」と「風」が注意。
でも、中止にするほどの悪天ではなく、
逆に寒い山泊まりの良い経験になる。。と判断して、催行しました=
昨年は、9月に催行予定でしたから、寒さ的には、想定内です。

↑1日目:山の上は真っ白!&寒い風

 

▲はじまりは、パッキングから~
初めての方は、みなさんパッキングに悩みます。
服装・装備リストを送っていますし、今回のお二人は、パッキング講座にも参加。
それでも、山で泊まるとなると、「どれだけの量を持っていくのか?」など、未知の世界。
「これは、いらないよ~。これもいらないよ~。」と事前に確認。
でも、あとは、ご自分で経験して、「何が必要?不必要?」か実体験したほうがベター。
たいてい、みなさん「食べ物」「着替え」を多く持ってくる方が多いです。
慣れてくると、山泊なのに35Lほどのザックから、
ドラえもんのポケットのように、「あれや、これや、、」と酒のつまみを出してくる方もいます!
何が必要か、、、それは、個人差もあるので、やはり、経験って大切ですね。
今回は、山で泊まって、分かったことが沢山あったか、と思われます=

↑泊まりとなるとザックも大きく!エゾニュウ(植物)も大きい!

 

▲食事
食事は、「あら、、、びっくり!」
「山では」豪華(?)な食事がでます。。。「山では!」「山にしては!」です。
旅行会社さんの登山ツアーに参加すると、
ガイドはお湯だけ沸かして、
あとは、お客さんがアルファ米や1日目の夕食は、コンビニのお弁当など各自用意したもの。
青木の提供する山食は、日数や歩行距離によりますが、
「温かい・温まる」
「食欲が湧く&食欲が湧く見た目」
「食器が拭きやすい」
「登山の疲労がとれそう」
「地元の食材」
「体に害がなさそう(体に悪そうな物が入っていない)」
など、、、
を気にかけています。
毎回、買出しにいくと、つい、、、ツアー料金をまったく考慮していない食材を買ってしまい、
精算時に反省していますが、、、、ドンマイ。
山では、おいしい物をご提供したい。
ただ、自分で行くと、カップラーメンとかでいいタイプな私。
今回も、夕食はおなじみのスープカレー
翌日は、スープの残りでカレーうどん。
夕食前のアパタイザーは、青木が移動中にみつけたドイツソーセージ屋さんのパテ。
お客さんのおいしいチーズなども加わり、豪華な夕食になりました!

↑米も炊きますよ。皆さんきれいに食べてくれてありがとう。

 

▲山で寝る
今回は、大雪山。。そして北海道でも唯一の営業小屋の黒岳石室泊。
ここでは、ビールも変えますし、寝袋も借りられます。
そして約2時間、やや急ではありますが、比較的登りやすい登山道を上がれば到着。
なので、山泊初心者には、入門としてぴったりの場所。
ただし、他の小屋は、避難小屋で、せいぜい管理人さんがいるけど、
何もない、、というところがほとんど。
小屋では、色々な人が泊まりますので、
いびき~
はぎしり~
早朝出発登山者のパッキングの音~
の人為的な音から、風や雨の音も良く聞こえます。
そして、小屋とはいえ、標高が高い所にありますので、寒いです。
初雪が降った最近ですから、余計寒いのですが、
大雪山って、、本来、真夏でも夜はかなり寒いです。
私達が入山している前日、そしてその当日にも、大雪山の他の山では、
低体温症で救助されている方が数人いらっしゃいました。
8月中旬に雪が降ることは、記録的かもしれませんが、
私は、、15年前から、大雪山で山泊するときは、ダウン上下着用でした。
最近は、逆に暑い日増えたので、夜も寒くない日もありますが、
やはり「山の夜は、寒い」「天気は急変することがある」という前提で、装備を持って行きます。
今回は、初めての山泊で、よく眠れなかったと思います。
ご高齢の登山者の方は、睡眠薬を飲んで寝る方もいます。
よく寝れないと、翌日の行動にもつながりますから、薬に頼らず快適に寝れるように
寝袋や服装でカバーしたいですね。

↑網走監獄ではありません~

 

▲黒岳石室泊の楽しみ
比較的ゆっくり出発で早い時間に小屋に到着。
一休みしてから、普段であれば装備をしっかり持って歩く登山道を
身軽になってぶら~りと散策へ。
日帰り登山だと行けない時間帯の場所へ。
そんな楽しみも山泊ならでは。

 

今回は、満点の星空やご来光を望めませんでしたが、
条件がよければ、きれいな星空に石室から20分ほど登れる桂月岳からのご来光がきれい。
泊まるとなれば、時間に余裕ができるので、
北海道第2の高峰の北鎮岳に登ったり、お鉢周りをしたり。
秋なんかは、ここから赤岳へ向けて縦走したり。
日帰りでは、ちょっと難しい「愛別岳」登山もできたり。
色々な山行の楽しみが増えますね。

↑今年は、雪渓がなかなか溶けない!日帰り縦走だと、ゆっくりできない場所で、

のんびり気持ち良い「散策」感覚を堪能。

 

▲初の山泊
私が、初めて山泊をしたのはカナディアンロッキー。
本当に山の時間が心地よくて、下山する時は、本当に残念だった。。ことをよく覚えてます。
それから、日帰り登山が物足りなくて。。。
そんな気持ち。。。日々ガイドをしていると、実は(すんましぇん。。)忘れがちになりますが、
皆さんのおかげで思い出させてもらってます。
慣れるといいこと。。
慣れると良くないこと。。。ありますね。
あ~、私も初めての山泊の感覚をもう一度味わいたい!!

今回、初の山泊ツアー参加してくださった、即席チーム名「あ・ざ・み」の3名の皆さま。
楽しい山泊&1年もまってくれてありがとうございました!
そして、またよろしくお願いいたします(ぺこり)

 

 

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