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JMGA ski guide stg 2 Exam

2018, Feb 27-Mar 8th

JMGA1
半月あまりの白馬生活から東川に戻ってきました。
試験本番前に、フィールド下見とトレーニング兼ねて、
1週間早入りしていたので、計20日あまり白馬に滞在。
さすがに、途中、北海道が恋しくなりました(照)
この冬、私にとっての一番のビッグイベントであった、
日本山岳ガイド協会バックカントリースキーガイドステージ2という資格取得の10日間の試験。
滑走から、山の技術、体力、精神的忍耐に、ガイド適用性。。。さまざまなことを見られます。
既に試験を受けた人からは、「相当厳しい試験」という評判で、
山岳ガイド協会の中のさまざまな試験の中でも、「別格」に厳しい。。。などといううわさも。
検定員のガイドさんは、国際山岳ガイドさんや昨年の5月にデナリ滑走でテレビでも放送され
有名なD.Sasakiさんなど、前線で活躍されるガイドさん達。
正直、私の現状のレベルでは、まだまだ合格ラインに達しないとわかりつつのチャレンジ。
それでも、他の受験者の仲間と、毎日おいしい宿のお食事のおかげで、
10日間の試験をやり通すことができました。
私の冬はもともと、スノーシューツアーなど、ゆるゆる、のんびりなガイドスタイルだったのですが、
海外のJAPAWブームによる、英語を話せるスキーガイド不足により、
私にもバックカントリーガイドの仕事依頼が増え、
今となっては、冬は、100%バックカントリースキーガイドの仕事。
昨年から、日本人のお客様も増え、海外のお客様と日本人のお客様の割合は、半々。
資格があれば、いい!という話ではありませんが、
資格試験というのは、学ぶことが沢山あるので、資格第一よりもその過程も充実してます。
登山ガイド、山岳ガイド、ネイチャーガイド、スキーガイド、、、さまざまなジャンルのガイド資格
が実はありますが、社会的には、どれも今一認知されていない職業。
職業だと思われていないこともあり、「普段なにされているのですか?」と聞かれることも。
きっかけが、趣味、遊びの延長上であっても、
大げさかもしれませんが、人の命や安全に関わる仕事。。。遊びでも、趣味でもありません。
常に、安全管理や最新の山の技術、そしてガイディングのトレーニングが必要な業界です。
その分、やりがいもあり、やはり、楽しい仕事です。
資格がなくても、仕事できる現状ではありますが、
資格取得者、資格取得中の方は、やはりモーティベーションも山の技術も信頼できるものを
お持ちの方が多い印象を受けました。
私も、今回、白馬での10日間、
滑落した人を引き上げるロープワークや、ビーコン4つ捜索、
ソリ搬送、リーダーシップ、登行ラインなどなど、、沢山の項目を経験し大きな学びでした。
練習すればできることは、ひたすら練習すればできます。
でも、経験やその人の持つセンスなど時間や実際の体験が必要なことは、
私はまだまだ不足。で、「自分の山をやらないとな~」という課題が見えました。
なので、今年は、自分の山にもチャレンジしつつ、
まだまだ楽しめる春の残雪スキーと、
花や紅葉が待ち遠しい登山シーズンのガイドを頑張ろうと思います♪
結果は、、、まだ来ていないながらも、自分では、すでに分かっていますが、
今後も、精進して頑張ります!
こんな青木を、今後もよろしくおねがいします~

 


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