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Ginsendai and more..

2014,Sep 26th

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お友達の義父さまのガイド3日目。
最終日の今日は、銀泉台へ。
小1時間だけでも、このような風景に出会えます。
紅葉前線は、標高をどんどん下げていますが、
まだまだ、きれいな色が残っている銀泉台。
「来てよかった」、とのこと。。。
奥様が先立ち、その後65歳より登山をはじめ、海外の山もチャレンジされたお友達の
義父様は77歳。
「今回で大雪山も最後。。そろそろ、引き際かな」とお話されていました。
山では、若いと言われる私も、実は、そんなに若くなく、そして、確実に年はとっており、
ふと、自分が山を諦めないといけない時が来る、ということを始めて考えました。
その時は、どうなっているかわかりませんが、今考えると、非常に寂しい気持ちになりました。
よく「1年1年が勝負」「時との勝負」などと言われるお客様もいらっしゃいます。
年齢と体力ということを考えると、確かにそうかもしれませんが、
いつ何時、なにが起こるかわからない。。
自然を相手にする活動。。。時間の流れをよく感じ、
また、生きる、、、とか、
大きく言うと、命とか。。
そうゆうこともやはり感じる場所でもあります。
紅葉で美しい大雪山。。
そして、噴火による負傷者がでている御岳山。。
美も脅威も含め、自然には勝てない。。。と思ってなりません。
山に登ると、
そしてこのガイドという仕事を通して、色々な気づきがあります。
私は、いつまで山に登れるのだろう。。。
山に登らさせてもらえるのだろう。。。
この仕事を続けられるのだろう。。。
そんなことを思うと、日々どのように生きていくか。。。
そのようなことを問われているかのようです。